ユニクロやセブンイレブンのロゴから、SMAPのCDアルバムまで、佐藤可士和さんが創ったロゴを誰しも目にしたことがあるはず。
時には街の風景さえもメディアにしながら、企業理念や商品・サービスの魅力を私たち消費者に伝える”ロゴデザイン”の重要性をあらためて考えてみると、日常の一つひとつに意味があることに気づくかもしれません。
日本を代表するクリエイティブディレクター・佐藤可士和さんの展覧会を国立新美術館で開催中。
1990年代、株式会社博報堂でアートディレクターとして斬新な広告プロジェクトを次々と手がけた佐藤可士和さんは、2000年の独立以降、企業から、幼稚園や大学などの教育機関、病院、ミュージアム、エンターテインメント界、ファッション界、そして地域産業まで、多種多様なクライアントを対象として、革新的なVI・CI計画やブランド戦略を手がけ、国内外から注目を集めてきました。
「伝えるべき情報を整理してその本質を抽出し、誰もが一目で理解できる視覚言語・記号に置き換え、広く伝達する」という”デザイン”の根本原理を、幅広い分野に適用する佐藤可士和さん独自の方法論は、文化、経済活動、そして私たちの日常生活に至るまで、社会のすみずみに影響を及ぼしています。
デザインに興味のあるなしに関わらず、誰でも馴染みのあるロゴやデザインを、それぞれの視点で体験してみましょう!
【佐藤 可士和(さとう かしわ)】
クリエイティブディレクター
1965年東京生。多摩美術大学グラフィックデザイン科卒。株式会社博報堂を経て2000年独立。ブランド戦略のトータルプロデューサーとして、日本を代表するクリエイター。
主な仕事に国立新美術館、東京都交響楽団のシンボルマークデザイン、ユニクロ、セブン-イレブン、楽天グループ、今治タオルのブランドクリエイティブディレクション、ふじようちえん、カップヌードルミュージアムのトータルプロデュースなど多岐にわたる。昨今では、文化庁文化交流使(2016年度)として、日本の優れた商品、文化、技術、コンテンツなどを海外に広く発信することにも注力している。
■会場
国立新美術館 企画展示室1E
■会期
2021年2月3日(水)〜 5月10日(月)
■休館日
毎週火曜日
※ただし5月4日(火・祝)は開館
■開館時間
10:00〜18:00
※入場は閉館の30分前まで
■入場料
一般 1700円、大学生 1200円、高校生 800円
※中学生以下・障害者手帳提示と付き添い1名は無料
■主催
国立新美術館/SAMURAI/TBSグロウディア/BS-TBS/朝日新聞社/TBSラジオ/TBS
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