本サイトにも記事を寄稿してくださっている二文字屋脩さんが、早稲田大学の学生と立ち上げたプロジェクト「トーキョーサバイバー」の成果を出版すべくクラウドファンディングをされています!「アタリマエを疑え」をコンセプトに選ばれたテーマは「ホームレス」。「ホームレス」の声に耳を傾けることから「ホーム」とは何かを考えます。このサイトのコンセプトととも通ずるこのプロジェクトのご支援をぜひよろしくお願いいたします。出版予定は4月で、クラウドファンディングは3月中旬までです。クラウドファンディングこちらから『【書籍出版】ホームレスから考えるホームとは!?早稲田大学ボランティアプロジェクト』
「トーキョサバイバー」は「アタリマエを疑え」がコンセプトのプロジェクト
早稲田大学ボランティアセンター(WAVOC)を拠点にした本プロジェクトでは、一般的にイメージされるオランティア活動ではありません。「アタリマエを疑え」をコンセプトに、文化人類学の視点で対象を捉えることで自らの価値観を問い直す、それが大きな目標となっています。2020年4月に立ち上がった今回のプロジェクト「トーキョーサバイバー」のテーマとして焦点を当てるのは、「ホームレス」。フィールドワークを通して路上で生活する人々の声に耳を傾けることを通じて、あ私たちが「アタリマエ」に持っている「ホーム」とは何かを問い直します。
プロジェクトの成果として2022年4月に書籍の出版を予定しており、現在出版費用を賄うべくクラウドファンディングが実施されています。ぜひ支援して一緒に自身の「アタリマエ」の揺らぎを感じてみませんか。
ご支援は下記のクラウドファンディングサイトのcampfireからお願いいたします。
サイトではより詳しいプロジェクトの詳細をご覧いただけます。
『【書籍出版】ホームレスから考えるホームとは!?早稲田大学ボランティアプロジェクト』
■目次
*本の構成は以下を予定しています。各章と各節のタイトルは若干の変更があるかもしれません。
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はじめに
1 出会い方を変えてみる
ことの始まり
二〇〇七年、夏
無力な弱者?
出会い方の大切さ
出会い方を変えて、見方を変える
ホームレスを/と人類学する
路上で/から
2 ホームレス、かく語りき
住まば都、新宿(高谷健人)
排除と言えば排除(柴田菜帆)
歩くのが仕事(小田青空)
都市のスキマに座る(須賀美和子)
あげっぱなしの見返りいらず(藤賀樹)
やさしさ、ご自由にお持ちください(西村明)
草野球とメジャー(佐藤しおん)
生きる緊張感を買う(津田美優)
無駄じゃない無駄ないま(藤賀樹)
肩書きなくして自立なし(小泉勇輔)
つながりに名前はいらない(辻本健治)
3 〈ホーム/ホームレス〉のその先へ
路上の声に耳を澄ます
惹きよせられ、追いだされ
歩くこと、住まうこと
スキマをみつける/つくる
うけながす、ずらす、はぐらかす
なんとかなる、なんとかする
その日その日を生きること
わかつこと、つながること
別のかたちで「ある」こと
共犯者/犠牲者であること
〈ホーム/ホームレス〉のその先へ
おわりに
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四六判:約300ページ
※鋭意、編集中です。
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