「不安定」だらけの私
10代の頃、アイドルとしてデビューしたものの大ヒットを飛ばすことなく芸能界をやめ、浪人して2つの大学に通い研究者を目指すもリタイア。人より遅く社会人になって、出版、広告、教育機関など職を転々とした後、最近フリーランスでライターや編集の仕事をはじめました。
結婚してない。正社員じゃない。貯金がない。
40才を過ぎて気がつくと、いわゆる「不安定」な人生を歩み、「不安定」な状況に身をおいている私。
「不安定」な自分は、ハッピーに生きられない?
“安定“すれば、“幸せ“になれる?
そもそも“安定“や“幸せ“って何?
かつて夢中で研究活動をしたものの惜しくもリタイアした、 人類学という学問を掘り起こしながら、その答えを追求してみたくなりました。
「当たり前」を疑ってみる視点
人類学の中でも「当たり前を疑う」という文化人類学の視点には、社会を深層から理解し、日々の生活に役立つ術がたくさんあります。
すでにアカデミア側からのアプローチとして、開発・医療・観光などの分野では、“応用人類学”という枠組みの中でさまざまな人類学の知見が、実践的なフィールドに持ち込まれていることを知っていますか?
さらに昨今では、人類学の理論や調査手法を、マーケティングやデザインなどに導入している企業もあります。
人類学を、わたしたちの日常に
それぞれの社会環境で日常を生きる私たちは、自身の常識やひとつの視点に囚われがちですが、人類学の「当たり前を疑う」視点を身につけることで、思わぬアイデアが浮かんだり、不安な気持ちが楽になったりすることもあります。
アカデミアと一般社会をつなぐ媒介者または翻訳者となり、人類学的な知見を社会で幅広く活用する方法を紹介することで、少しでも生きやすい世界を創りたい。という想いを込めて、本サイトをはじめました。
サバイバル∞人類学で、今を生き抜く
人類学は、現代社会を生き抜く術の宝庫である。
「サバイバル・人類学」は、そう考える私の造語です。
人類学を手にして、一緒に今を生き抜きましょう。