今年は北海道にアイヌ文化の復興と発展の拠点として「ウポポイ(民族共生象徴空間)」が誕生しましたね。
この展示会では世界中の先住民の文化を日本に居ながらにして身近に体験できそうです。
先住民としての誇り、伝統、希望。
世界には、現在70カ国以上の国々に、約3億7,000万人の先住民が暮らしており、その民族の数は少なくとも5,000と言われています。
本特別展でいう「宝」とは、圧政や差別に苦しみながらも、日々を力強く、そして希望を失わず生きてきた彼らにとっての心の拠り所であり、民族としての誇りでもあります。
先住民の思いをのせた約740点におよぶ展示品とともに、先住民の世界を紹介します。
【本展示で紹介する民族】
アボリジニ(オーストラリア)
オラン・アスリ(マレーシア)
タオ(台湾)
アーディバーシー(ネパール)
マヤ(グアテマラ)
サン、ソマリ(アフリカ)
北西海岸先住民(カナダ)
サーミ(北欧)
アイヌ(日本)
『ゴールデンカムイ』原画展示も必見!
『ゴールデンカムイ」(原作:野田サトル)珠玉のデジタル原画とともに、作品にも登場するアイヌの民具を展示します。
『ゴールデンカムイ』は、明治後期の北海道を舞台に、日露戦争の帰還兵・杉元佐一とアイヌの少女・アシリパが伝説の金塊を求め、陸軍第七師団や新撰組の残党らと激しい争いを繰り広げる冒険活劇。
『週刊ヤングジャンプ』(集英社)で好評連載中、2018年にはアニメ化され第一期、第二期がオンエア、第三期の製作も決定した人気作です。
■会期 2020年10月1日(木)~12月15日(火)
■開館時間 10:00~17:00(入館は16:30まで)
■開催地 国立民族学博物館 特別展示館
■休館日 毎週水曜日
■主催 国立民族学博物館
■協力
UMAKノルウェー・アークティック大学博物館・芸術学院、
公益財団法人アイヌ民族文化財団、
国立アイヌ民族博物館、
株式会社札幌丸井三越、
集英社「週刊ヤングジャンプ」、
千里文化財団、
総合地球環境学研究所、
北海道大学アイヌ・先住民研究センター、
北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター境界研究ユニット(UBRJ)
■観覧料
一般880円(600円)、大学生450円(250円)
、高校生以下無料
※本館展示もご覧になれます。
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