コロナ禍で、テレワークをはじめ、ワーケーションや企業拠点の移転など、都市から地方への移住が身近なものになりつつあります。国内移住の実態について、フィールドワークを行った人類学者の考察から、リアルな実情や問題点が見えてくるかもしれません。
今回は、2020年に出版されたスザンネクリーン氏(北海道大学准教授)による、日本での9年間にわたる多面的な民族誌的調査についての著書『Urban Migrants in Rural Japan:Between Agency and Anomie in a Post-growth Society』(SUNY Press (米国) の “The 2020 CHOICE Outstanding Academic Title” を受賞)についての講演をオンライン配信で実施します。
人類学者・スザンネクリーン氏は、より良いワークライフバランスへの願望と持続的な過労など、現実との間のパラドックスを示すために、都市と田舎で生活する人々への聞取り調査を実施。彼らが自己決定と構造的制約の間で日常生活をどのように交渉していくかを明らかにしたことで注目されています。
■開催日時
2021年2月22日(月)17:00-18:30 日本標準時
■開催方式
zoomオンライン配信
*参加希望の方はオンライン登録フォームにご記入ください。
■プログラム
17:00-17:05 導入 (Benjamin Dorman)
17:05-17:50 講義 (スザンネクリーン)
17:50-18:10 コメント (Gordon Mathews)
18:10-18:30 質疑応答
■参加費
無料
■定員
100名
■講師
スザンネクリーン(北海道大学)
■コメンテーター
Gordon Mathews(香港中文大学)
■オーガナイザー
Benjamin Dorman(南山大学、人類学研究所)
【講師プロフィール】
スザンネクリーン(Susanne Klien)
北海道大学准教授/人類学研究所非常勤研究員。
■主催
南山大学人類学研究所
■申込方法
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_jmQtEf5PQPqvLorV0VleeQ
*「詳細はこちら」からリンクしている告知ページからもお申込みいただけます)
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