人類学で用いられる「ホリスティック・アプローチ」は、ひとつの事柄を様々な角度から検討する姿勢です。新たな視点から見ることで当たり前過ぎて気づかなかったことが浮き上がってくることがあります。本書は私たちの日常がいかに当たり前でないかを教えてくれます。

人類学者が観察した変哲もない日常の新たな側面
私たちの日常は確実に私たちのものだが、本当に私たちが見ているものは私たちが見ている通りのものなのだろうか。本書『人類学的観察のすすめ: 物質・モノ・世界』では、土、石、道具、体、インターネット、差別、調理など私たちの身近なモノやコトを取り上げ、人類学的観察で「当たり前」の世界の「当たり前ではない」側面を描き出す。

■編著者
古谷嘉章
■出版社
古小烏舎
■発売日
2020年11月20日
■ISBN
ISBN : 978-4-910036-01-4
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