ある現象や景観など撮影者の感性に訴えるものを記録して、そこに見えたものから考えるという写真を撮るという行為は、どこか人類学と共通する点があります。
カメラで記録した情報の中から「境界線とは?」「信仰や伝説とは?」を考察する作品を、いつもと違う視点で鑑賞してみてはいかがですか?
若手アーティストを発掘する コンペティションギャラリー「ガーディアン・ガーデン」が、個展開催の権利をかけた公募展、第23回写真「1_WALL」展を開催。
今回は、ポートフォリオ審査による一次審査と、一対一で審査員と対話をする二次審査を通過したファイナリスト5名が、一人一壁面を使って作品を発表するグループ展になります。
境界線をテーマに約13時間に及ぶ映像の記録を制作したり、自らの体験から信仰とは何かを考え寺やカイラス山を撮影したり、石を撮影しそれにまつわる信仰や伝説を考えたり……それぞれの作家による写真は、人類学的で一見の価値ありでしょう。
■会期
2021年5月18日(火) 〜 6月19日(土)※日曜休館
■時間
11:00a.m.〜7:00p.m.
■入場
無料
■主催
ガーディアン・ガーデン
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