家族とは? コミュニティとは? アイデンティティとは? コロナ禍によって浮き彫りになった、自明ではない、しかし誰もが切望する安全な居場所の存在に改めて注目し、アート作品を通して、社会問題とその可能性について探ってみましょう。

アートを通して”私たちの居場所”について考える展覧会が開催します。
新型コロナウイルスの蔓延により、これまでの日常や当たり前が大きく変わる中で、私たちは「社会、国、会社、家族、友達」など、自分が所属したり関わっている場所や人について、再認識するようになりました。
ソーシャルディスタンス、同居や離れている家族との関わり、家族の形を制限する法律、機会の不平等を生む貧困と格差、クィアや外国人を排除する社会制度、独居老人への対応に苦慮する行政などさまざま……。今回は、多様なバックグラウンドを持つアーティストたちが表現する作品を通して、自分にとっての居場所について、あるいは居場所がないこと、居場所を探していることなどを考えていきます。
■開催日時
2021年6月1日(火) 〜 6月20日(日)
午前10時 〜 午後5時(入館は閉館の30分前まで)
※月曜休館
■会場
東京藝術大学大学美術館 陳列館 1・2階
■要事前予約
感染症拡大を防止のため展覧会への入場をオンラインによる事前予約制(日時指定)とし、入場者数を制限いたします。
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■観覧料
無料
■出品作家
磯村暖、UGO、岡田裕子、小林勇輝、竹村京 & 鬼頭健吾、中谷優希、室井悠輔、
MOM+I、松田修、リー・ムユン
■主催
「居場所はどこにある?」実行委員会
※助成:東京藝大「I LOVE YOU」プロジェクト 2021
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