難しい「中国社会」との向き合い方:民族問題研究の立場から”ヘイト”を支持しない理由
2021/07/01
by 木下光弘
いま、中国との向き合い方が大変難しい時代になりました。 中国に親近感を持つ人びとが多い時代もありましたが、強権化した今日の中国へのまなざしは、大変厳しいものがあります。こうした傾向は日本国内だけでなく、国際的にも拡がりつ
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フィールド経験を通じた自己変容と、学びのデザイン
2021/04/10
by 箕曲在弘
フィールド教育の目的とは? この春、私たちが手がけた書籍『人類学者たちのフィールド教育––自己変容に向けた学びのデザイン』が刊行されました。本書は海外体験学習やボランティア活動、調査実習などを含むプロジェクト型学習に関わ
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彼らは言う「つながり過ぎてはいけない」と。【後編】
2021/02/15
by 二文字屋 脩
相手に干渉しすぎることの危険性 唐突だが、私にはムラブリの家族がいる。父親と母親がいて、4人の妹と3人の弟がいる。ムラブリと結婚したからではない。彼らの村に住み始めて数ヶ月したころに、私を息子や兄として受け入れてくれた家
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彼らは言う「つながり過ぎてはいけない」と。【前編】
2021/02/15
by 二文字屋 脩
SNSに潜む承認欲求 「SNS疲れ」という言葉がある。 TwitterやFacebook、Instagram、LINEなど、いまや若者だけでなく中高年や老人までも使うようになったソーシャル・ネットワーキング・サービスだが
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アイドルから人類学の世界へ
2020/11/16
by Tomoko Takaichi
本サイト「サバイバル∞人類学」を開設するにあたり、エディターとして私、高市ともこと人類学との関係を、簡単に紹介します。 アイドルという期待、偏見による苦境 私が12才の頃、当時ローラースケートで社会現象にもなったジャニー
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意外と知らない、「文化」のこと
2020/11/16
by 編集部
みなさんは、「文化」と聞いて何をイメージしますか? 英語にすると「カルチャー」になり、音楽やアートなど、いわゆる趣味をイメージする人、経営学では「企業文化」として、企業それぞれが持つ特有の価値観や行動規範を定義する人もい
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文化人類学って、どんな学問?
2020/11/16
by 編集部
「人間とは何か?」を探ることから始まる 人類学は、その研究対象が人間に関わることであれば地域や時間を問わず、多岐にわたるのが特徴です。人類学の研究が盛んなアメリカ合衆国で、はじめて人類学の博士課程が設置されたコロンビア
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